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【ブログ】冬にほっこり・ほうじ茶のおはなし

こんにちは。網代園のあさみです。

朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
温かいお茶が恋しくなる時期ですね。

今回は冬の定番、ほうじ茶のおはなしです。

 

 

ほうじ茶ってどんなお茶?

ほうじ茶(焙じ茶)は文字通り、
お茶っぱを強火で焙じて(焙煎して)つくられます。

澄んだ飴色の水色(すいしょく)、香ばしいかおり
クセのないすっきりとした味わいなどが特徴で
近年はスイーツのフレーバーとしても人気者になりました。

ほうじ茶の歴史はあいまいな部分が多く
諸説あるようですが、起源はどうやら昭和初期ごろ。
昭和恐慌のあおりを受け、大量に売れ残ってしまった茶葉を
どうにか保存・再生する方法はないかと考えた京都の茶商が
打開策として編み出したともいわれています。

番茶を焙じてつくる ほうじ番茶
茎の部分を使った くきほうじ茶
京都府を中心に生産される 京番茶(きょうばんちゃ)
石川県で有名な 加賀棒茶(かがぼうちゃ)
など、さまざまな特色をもつほうじ茶が販売されています。

 

 

おススメの淹れ方・飲み方は?

ほうじ茶の香りを最大限引き出すには、
よく沸騰した熱いお湯を使うのがポイント。

ほうじ茶の葉は、普通の緑茶に比べ嵩(かさ)が張るため
1人当たり大さじ1杯(3g程度)を目安にたっぷり使いましょう。
20~30秒ほど急須の中で蒸らした後、人数分の湯呑みに注ぎます。

この他、ティーバッグなどをヤカンで煮出す方法でも
香り高いほうじ茶を味わうことができますよ。

タンニン・カフェインなどの苦み成分が少ないほうじ茶は
胃に優しく、食後や寝る前の一杯にもおススメ。
また、ほうじ茶の香り成分 ” ピラジン ” には
脳をリラックスさせてくれる嬉しい効果もあるそうです。

冷えや肩こりなどが気になりやすい冬場、
日々の生活に上手く取り入れたいですね。

  

 

ほうじ茶を手作りできるって本当?

実はほうじ茶を手作りできるって、皆さまご存じでしたか?

茶葉を炒る際に使う焙烙(ほうろく)という専用器具もありますが
ご家庭にあるフライパンや土鍋でも代用が可能です。

「自分でもほうじ茶を作ってみたい」という方向けに
いくつかポイントをご紹介しますね。

1.茶葉の大きさと量に気をつける

 古くなったり、ご家族の口に合わない緑茶があれば
 ぜひ自家製ほうじ茶づくりにチャレンジしてみてください。
 ただ、細かい茶葉は焙煎のときに焦げつきやすいので
 番茶やくき茶など、大きめのお茶っぱを使った方が
 失敗が少ないかもしれません。

 茶葉の量は、フライパンや土鍋の表面に
 まんべんなく広がる程度にしましょう。


2.常にかき混ぜる

 火にかけたら、フライパンをゆすったり菜箸でかき混ぜたりして
 焦げを防ぎながら、全体をムラなく加熱していきます。


3.香りが立ったら火からおろす

 葉の中の水分が蒸発し湯気が出てきたら、焙煎が始まった証拠。
 香りが漂ってきたところで、火からおろしましょう。

 このとき、「まだ葉っぱが緑色だな」と感じるかもしれませんが
 お湯を通せば、しっかりと色づいたほうじ茶になります。
 葉が茶色くなるまで炒り続けると、焦げ付いてしまう可能性が高く
 はじめのうちは注意が必要です。


何度か続けてコツが掴めてきたら、お好みの味に合わせ
火加減や炒る時間などを工夫してみてください。 

 

 

まとめ

大人から子どもまで、幅広い人に愛されるほうじ茶。
ぜひこの冬、ご愛飲いただけたら嬉しく思います。

皆さま、すてきな “ お茶時間 “ を。