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緑茶で紫外線対策-夏の肌をいたわるいっぷくのススメ

明治24年創業、八王子のお茶屋・網代園(あじろえん)です。

日に日に陽射しが強くなってきましたね。

夏のお茶といえば、麦茶を思い浮かべる方も多いと思いますが
この時期こそ飲んでいただきたいのが緑茶(日本茶)なんです。

緑茶にはカテキン、ビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれ
紫外線ダメージを抑制する働きに注目が集まっています。

今回は、紫外線が気になる季節に知っておきたい緑茶の成分や
毎日の生活に取り入れる方法について紹介してまいります。

 

 

-目次-

 1. なぜ紫外線対策に緑茶が注目されているの?
   ・ 酸化ストレスに働きかける〈 カテキン
   ・ 健やかな肌づくりを支える〈 ビタミンC

 2. 紫外線対策におすすめの飲み方は?
   ・ カテキンの力を引き出す〈 お湯の温度
   ・ 栄養を無駄なく摂るなら〈 抹茶・粉末茶

 3. お茶を飲む以外の対策方法はある?
   ・ 緑茶由来成分を取り入れた〈 スキンケア
   ・ 捨てる前のお茶殻で〈 緑茶風呂

 4. 終わりに

 

 

 

1.紫外線対策になぜ緑茶が注目されているの?

まずは、紫外線対策に役立つ代表的な成分をみていきましょう。

 

 

〈 カテキン 〉

 カテキンは緑茶に含まれる天然成分で、ポリフェノールの一種。
 いくつか種類があり、そのひとつがEGCGエピガロカテキンガレート)です。

 紫外線を浴びたとき、人間の体内で発生する活性酸素
 細菌やウイルスから体を守る役割を担っていますが
 増えすぎると、細胞にダメージ(酸化ストレス)を与えることも。

 EGCGは、カテキンのなかでも特に強力な抗酸化作用をもつとして
 近年、さまざまな分野で研究が進んでいます。
 
 紫外線のダメージを抑制するだけでなく、動脈硬化や糖尿病など
 生活習慣病予防につながる健康効果にも関心が寄せられている成分です。

 

 

〈 ビタミンC 〉

 肌の健康維持に欠かせない栄養素といえば、ビタミンC

 メラニン色素の生成を抑え、沈着を防ぐ働きがあることから
 紫外線が気になる季節は、積極的に摂りたい成分のひとつです。

 一般に、ビタミンCは酸化に弱い性質をもっており
 茶葉を発酵(酸化)させてつくる紅茶やウーロン茶は
 製造工程でビタミンCが大幅に減少。

 いっぽう、緑茶は不発酵茶に分類され
 茶葉に含まれるビタミンCを多く残した状態で製品化されています。

 ビタミンCを含む飲み物は、果汁飲料や野菜ジュースなどもありますが
 毎日の水分補給として取り入れるなら、糖分などにも気を配りたいところ。

 健康的にビタミンCやカテキンを摂取できる緑茶は
 実は、夏の習慣にぴったりなんですよ。

 

 

関連記事:日本茶の栄養素と健康効果のおはなし

  

  

 

2.紫外線対策におすすめの飲み方は?

お茶の成分を効率よく取り入れるには、ちょっとしたコツがあります。

 

 

〈 高めの湯温 〉

 カテキンは、温度が高いほど抽出されやすい成分なので
 70~90℃程度の高めの湯温で淹れましょう。

 ビタミンCは熱に弱いイメージがあるかもしれませんが
 緑茶の場合は、カテキンの働きで熱から守ってくれるので
 ホットで飲むときもしっかり摂取することができるそうです。

 「夏だから冷たくして楽しみたい」という方は
 お湯で抽出してから氷で冷やす急冷式(オン・ザ・ロック)がおすすめ。
 渋みや苦みが抑えられた、すっきりさわやかな味わいを楽しめますよ。

 

 

抹茶・粉末茶

 緑茶には、前述したカテキンやビタミンC以外にも
 肌の健康を支える栄養素が含まれているのをご存じでしょうか。

 たとえば、β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され
 肌の乾燥を防ぎ、うるおいを保つのに役立つ成分です。
 また、ビタミンEは、カテキン同様に強い抗酸化作用をもっています。

 ただ、これらは水に溶けにくい性質があり
 成分の多くは、急須のなかのお茶殻に残ってしまうのが難点。

 お茶っぱの栄養を丸ごと摂りたいときは、粉末状のお茶を選びましょう。
 茶葉を石臼で挽いたものが抹茶、機械を使って粉砕したのが粉末茶
 どちらもお湯や水を加えてそのまま飲めるので、栄養分を無駄なく摂取できます。

 カテキン高濃度配合のものや、水に溶けやすいタイプなど
 いろいろな商品が出ていますから、気になる方は探してみてくださいね。

 

 

関連記事:冷茶でいっぷく-味わい広がる夏のお茶のススメ

 

 

 

3.お茶を飲む以外の活用法はある?

近年は、緑茶由来成分を配合したスキンケア製品も増え
外側からお茶の成分を活用する方法が広がっています。

ただ、肌との相性には個人差があります。
まずは少量から試すなど、肌の状態を確認しつつ取り入れてみてください。

 

  

〈 スキンケア 〉

 お茶の葉から抽出したチャ葉エキスは、化粧品配合成分のひとつ。

 紫外線で受ける肌への影響を和らげ、
 光老化対策においても重要なアプローチと位置付けられています。

 このほか、

 ・抗酸化作用(ハリ・ツヤ維持)
 ・抗アレルギー作用(肌荒れや敏感肌の予防・改善)

 などの整肌効果も報告されているそう。

 陽射しによるダメージは、乾燥や肌トラブルの原因にもなるため
 自分に合ったスキンケアで健やかな肌を保つことが大切です。



 

 

〈 緑茶風呂 〉

 飲み終わった後の茶葉にも、まだまだ活用法がたくさん。

 お茶殻や古くなった茶葉をガーゼやお茶パックの袋に入れ
 浴槽へ浮かべれば、手軽に緑茶風呂を楽しめますよ。

 お茶パックでやさしくなでるように体をマッサージすると
 血行を促し、美白ケアも期待できるのだとか。

 強い紫外線を浴びた日は、お茶の香りに包まれながら
 自分の肌を労わってみるのはいかがでしょうか。

 

 

関連記事:お茶殻の意外な活用方法のおはなし

 

 

 

4.終わりに

緑茶には、カテキンやビタミンCなど
夏にうれしい成分がたっぷり含まれています。

飲み方を工夫したり、スキンケアに活用したりと、楽しみ方もさまざま。

日焼け止めや帽子など、外側からのケアとあわせて
この夏の緑茶習慣を始めてみませんか。

皆さまが健やかに夏を過ごせますように、心から願っております。

コラムでは、皆さまからのささいな疑問や
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お茶に関するご質問・ご相談などがありましたら
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ステキなお茶時間をお過ごしください。