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【ブログ】水出し、オン・ザ・ロック…自由に楽しむ冷茶のおはなし
こんにちは。八王子の日本茶専門店・網代園です。
早くも梅雨が明け、夏本番を迎えました。
いよいよ冷茶の出番です。
冷茶ってどんなお茶?
![](https://www.ajiroen.jp/wp-content/uploads/2022/06/977769_s.jpg)
冷茶とは文字のとおり、つめたく冷やしたお茶のこと。
お手軽なのは、やっぱりペットボトル飲料ですが
近年は、短時間で抽出しやすいお葉っぱを使った
冷茶・水出し専用のティーバッグも、店頭によく並んでいますね。
おしゃれな冷茶器やボトルもたくさん売られているので
ついつい手が伸びてしまいがちですが
実は、お手持ちの急須とお茶っぱでも、
十分おいしい冷茶をつくることができるんです。
今回は
水出し式
オン・ザ・ロック式
ふたつの淹れ方をご紹介しますね。
水出し式って?
![](https://www.ajiroen.jp/wp-content/uploads/2022/06/5102787_s.jpg)
まずは水出し式で、冷茶を淹れてみましょう。
淹れ方はとても簡単。
急須にお茶っぱと水を入れ、15~30分ほど置くだけ。
以前は、ひと晩冷蔵庫で寝かせて…などといわれましたが
最近の研究では、常温の水を使用する場合は
2時間以上おく必要はないそうです。
一煎分では量が足りない、というときは
同じ急須に再び水を入れ、二煎目を注ぎ足してください。
より濃厚な味わいの冷茶を楽しめますよ。
水出し式は、カテキンなどに含まれる渋み・苦み成分が抽出されず
お茶の甘さが際立ちます。
また、水出しで淹れたお茶は変色しにくく
半日ぐらいはきれいな緑色を保つことができます。
・甘いお茶が好きな方
・きれいな水色に出したい方
・冷茶を外出先に持ち運びたい方
などに、おススメの淹れ方です。
オン・ザ・ロック式って?
![](https://www.ajiroen.jp/wp-content/uploads/2022/06/23568448_s.jpg)
「30分も待てないよ」という方は、別の方法で冷茶を作ってみましょう。
お湯とお茶、いつもの急須に加え、
お気に入りの氷をご用意ください。
お茶っぱは少し多めに使い、濃く仕上げた熱々のお茶を
氷の入ったグラスや湯呑みに注ぐだけで、
日本茶のオン・ザ・ロックが完成です。
急冷式とも呼ばれるこの方法。
水出しのように時間がかからないので、
急な来客があったときにも便利です。
カテキン成分もしっかり抽出されているため
口の中がさっぱりするような、すっきりとした苦みが特徴。
・さっぱりした味がお好きな方
・すぐに冷茶を飲みたい方
などに、おススメの淹れ方です。
冷茶を飲むときに気をつけることは?
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冷たい飲み物は喉越しがよく、ごくごくと飲んでしまいますが
冷房などの影響で、気づかず体が冷えてしまっていることもあります。
漢方の世界では、緑茶は体を冷やす食品に分類されていますから
冷えの気になる方は、飲み方にお気をつけください。
暑い日に熱いお茶も、さっぱりしておいしいものです。
冷えた胃腸の働きを助けてくれる効果もあるそうですので、
ご自身の体調や気分に合った楽しみ方を見つけてくださいね。
まとめ
![](https://www.ajiroen.jp/wp-content/uploads/2022/06/23983515_s.jpg)
葉っぱの種類や淹れ方を変えるだけで
さまざまな表情を楽しめるのが、冷茶の奥深いところ。
冷水出し、氷出し、
ほうじ茶や番茶で冷茶をつくるのもおススメです。
この夏、いろいろチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、すてきなお茶時間を。